男性と女性の双方から賛否両論なレンタル彼女ですが、実際のところ噂どおりに事件が多いのかどうかは気になるポイントですね。

今回は、レンタル彼女は事件が起きやすい危険なバイトかどうかをご紹介していきます。

レンタル彼女の事件はかなり少ない


レンタル彼女の事件をWebで検索すると、2020年の6月時点では皆無といったいいほどに事件に関する情報は見つかりません。

警察沙汰にならない程度のいざこざはあると思いますが、意外と事件はほとんど起きていない状況です。

警察沙汰になる事件はほとんどない

あとに紹介しますが、警察沙汰になった事件は「レックス社の求人詐欺」くらいです。

ほかには、「殺人」や「強姦」など危険な事件は起きていないと思われます。

さすがに大きな事件になると何かしらのメディアがピックアップするため、イメージほどレンタル彼女は危険ではないサービスだといえます。

レンタル彼女関係で裁判になった事例も見当たらない

裁判になった事例に関しても、Web上では見当たりません。

レンタル彼女のサービス的に裁判になるのは、「レンタル彼女の運営会社が顧客に対して損害賠償請求のために訴訟する」といったケースがほとんどでしょう。

レンタル彼女で有名な事件は「レック社の求人詐欺」

今の時点でレンタル彼女の事件で唯一ヒットするのは、「レックス・インターナショナル」という会社が職業安定法違反で逮捕された事件です。

概要は、風俗店の求人広告をレンタル彼女の求人広告と偽って掲載したというものです。

レンタル彼女として女性を募集して、実際はヘルスやピンサロなどの風俗店を紹介し、レックス社は風俗店から女性の紹介料をもらっていたようです。

当時は「日本彼女代行センター」というサイトがあり、それなりに有名だったようですが、今はもうありません。

どうして事件が少ないのか?

レンタル彼女の事件が少ないのは利用規約に禁止事項がしっかり明記されているからだと思われます。

しかも、性的な行為につながる可能性があるものは徹底的に禁止になっているため、この抑止力の効果によって事件が発生しないのでしょう。

どのような禁止事項があるのかを、レンタル彼女NO1サイトとして運営されている「レンカノTOKYO」を例に紹介していきます。

レンタル彼女の利用を拒否される対象者


レンカノTOKYOの場合、以下のようなかたは利用の対象外となっています。

同業者及び関係者(風俗店・ホスト・スカウト等)
18歳未満の方・暴力団関係者・・反社会的勢力に関係してる方・薬物使用者・泥酔者
性病感染している方、若しくはその疑いがある方・不衛生な方
素行が悪い、判断能力の欠如・感情をコントロールできない方
前金でお支払い頂けない方
申込み内容及び発言に虚偽の事実があることが判明した場合(偽名利用・電話番号違い等)
過去に何度もキャンセルや変更をされた方、及び音信不通など悪意があると見受けられるキャンセルをされた方
キャンセル料などの未納がある方(法的措置を講じます)

気になるのは「性病感染」のところだと思いますが、レンタル彼女は性的サービスは一切できません。

これは風俗業をおこなうための届け出をしていないため、女性が性的サービスをしたくてもできないんですね。

また、売春したことが発覚した場合は、18歳以上であればサービスを利用した男性とレンタル彼女の女性は逮捕されることはまずありません
(立証できないケースが多い)が、レンタル彼女の運営会社は売春斡旋で摘発されてしまいます。

実際のところ、顧客との関係性によっては性行為にいたることもあり得ることを想定して、性病感染の注意奮起がなされているのだと思われます。

レンタル彼女で禁止されているデート

レンカノTOKYOでは、以下のデートは禁止です。

自宅でのデート
ハプニングバーでのデート
ネットカフェでのデート
レンタルルームでのデート
それ以外の個室・密室とも思われる場所でのデート
ホテルでのデート(例えばホテル1F の喫茶店等でのご利用は可能です、部屋には行きません)
ドライブのデート(公共交通機関、タクシーでの移動は可能・ドライブは個別に判断しています)
ミニスカート・生足でのデート(細かい指定はできません)

一般的に性的な行為をしやすい場所は、そのほとんどがデート禁止になっています。

レンタル彼女の禁止事項

レンカノTOKYOでは、以下の行為は禁止です。

性的要求&性的希望&強要の行為・金銭交渉
手をつなぐ・腕組み以上の触れる行為(ハグ行為及びキスなども絶対的に禁止)
恋人手繋ぎの強要・長時間の手繋ぎの行為(手繋ぎを判断するのはキャスト自身の許可が必要)
当店を媒介としない女性スタッフ(彼女)へのデート等のお誘い・勧誘
服装指定のデート(例:ミニスカート・生足等。普通のスカートはOK)
過度な要求・手・腕以外のお触り(過度な口説き行為&毎日のLINEなどの強要や、連続してLINEを送る行為)等をする、又はさせる
無断撮影・盗撮・録音・盗聴等の行為
連絡を取れないような場所等に移動する行為
高額商品をプレゼントする行為&贈呈後にクレームを言う、見返りを求める行為

これもなかなか厳しい内容で、基本的に女性に対しては「手をつなぐ」か「腕を組む」しかできません。

男性からして性的に興奮しやすい「ミニスカート」や「生足」も禁止になっており、性的行為につながりそうなものは徹底的に禁止されていますね。

レンタル彼女の罰則規定

利用規約に反すると、レンカノTOKYOでは以下のような罰則を措置がとられます。

この罰金は法的に男性は支払う必要はありませんが、結局のところは損害賠償請求として訴訟されてしまうため、それを回避するなら示談交渉する必要があります。

この罰則規定のインパクトがとても大きいため、ちょっとした事件でも起きにくいのでしょう。

『キャストを退店して(もしくは退店させた)個人的に会うということが成立(発覚)した場合、損害金として300万、その間の会った時間相当を当社規定の料金の10倍をご請求させていただきます。』

『当社を通さず直接キャストと会った場合、100万円の違約金を請求します。未遂についても同額を請求します。』

『デートを行い当社指定以外の連絡先の交換を行った場合の違約金50万請求します。』

『身勝手なキャンセルをされた場合は予約分全て全額違約金とさせていただき入金済の場合は返金いたしません。ご注意ください。予約キャンセル料は料金欄に記載してます。キャストに対して何らかの勧誘・投資話や金品物品などの勧誘なども行うと未遂でも罰則金300万ご請求させていただきます。』

『上記禁止事項にあたる行為をされた場合も同様、違約金を請求させていただきます。なおデート代金などの未払い金を支払っていただけない場合、請求料金の5倍と法的措置の費用全額を請求させていただきます。』

レンタル彼女は事件が多発する危険なバイト?まとめ


正当なレンタル彼女のサービスにおいては、厳しい利用規約が設けられていることから事件が起きる可能性は低いです。

男性は風俗と勘違いすることに気をつけなければなりませんし、女性は利用規約に守られているのでまともな会社と契約すれば安心して働きやすいでしょう。

引用元:レンカノTOKYO
https://tokyo.rent-kano.net/price.html#4