風俗の世界は、生身の男性を相手にするお仕事です。
不慣れなことも多い業界では、この講習があるかないかで仕事の仕方は大きく変わることもあります。
風俗業界における講習は“当たり前”として受け入れられていますが、中には男性スタッフが講習の相手となり、本番・射精までするケースがあります。
本番講習で“ナマ本番”の講習をするお店がある…と噂で度々耳にしますが、実際に本番生講習はあるのでしょうか？
・風俗店での実技講習
風俗業界では誰しもが“講習”の道を通ります。
口頭講習やＤＶＤなどの動画での講習など、風俗業界での講習は様々ですが、業界未経験の女の子やソープランド、エステやマッサージ関連の風俗店では実技講習を設けているお店が多いです。
実際に人を相手にし、サービスや接客の流れを1から細かく教えてもらうことができるため、完全業界未経験の女の子にとってはお仕事スタート前の予行練習になります。
例えばソープランドの場合、お出迎え～タオル・スケベ椅子・シャワーの当て方・身体の拭き方・スキンの付け方～マットの準備・マットでの動き方・片付け～お見送り～部屋の片づけまで一連の流れを実際の接客さながら洋服を脱いですべて行うお店が多いですね♪
裸になる実技講習は、セクハラやあらぬトラブルに発展するリスクもあるため、講習員の女性スタッフや外部の講習員、お店に在籍している女の子が行うことがスタンダードです。
ですが、実技講習を男性スタッフが担うケースもあるのです…！
その場合、男性スタッフが気持ち良くなる必要はもちろんなく、抜かないのが本来の講習です。
・本番ナマ講習の実際
特殊なプレイのあるお店やソープランドではほぼ必ず通る講習ですが、実際の接客さながらの講習を行う実技講習で男性スタッフによる『本番ナマ講習』が行われることがあります。
男性スタッフの実技講習は、お店に女性スタッフや講習員を専属で置いていないお店で行われます。
男性スタッフとの講習自体は「仕方ない」と割り切れても、この実技講習に“本番”を含むお店があっては割り切ることはできませんよね。
掲示板やＳＮＳでは
『本番講習をされた！スキンを着けずに生で本番された！男性スタッフが射精までした！』
と本番ナマ講習の実際の声を目にすることがあります。
（割合としてはデリヘルが多い気がします…）
本番講習のうち、明らかに講習の粋を脱している講習のことを『趣味講習・セクハラ講習』と呼びます。
これは、講習なのに女の子とのプレイを楽しんでいる・実際にお仕事で必要ないサービスの講習をさせられる、スキンなしでの挿入、講習なのに男性スタッフが射精する…など、これらを趣味講習・セクハラ講習と呼びます。
例えば、本番しないデリヘルで本番講習をする、女の子の膣に指入れしたりクンニをしたり…それって本当に必要？
と疑問に思うことを、その場の勢いでうやむやにしつつ言いくるめて、本番、ナマでの講習に持ち込まれてしまうことがあります。
・趣味講習を受け入れないで！
趣味講習やセクハラ講習の多くが、講習スタッフの好みの女の子、お気に入りの女の子、スタッフの気分が盛り上がって我慢ができなくなった、性欲発散のための常習犯です。
女の子たちも、講習内容に違和感を感じつつ「入店できなくなるかも。今後の仕事の入りを左右されるかもしれない。断ったら干されるかもしれない…。」と断った先の不安から、強く断ることができない、拒否できない女の子も多いのが現実です。
つまり、不当な本番行為を含む講習は、“仕事を割り振る”お店のスタッフと“お仕事をもらう”女の子の間にあるパワーバランスを利用した悪質な性の搾取だと言い切れます。
お店のスタッフからの不当な講習を本心から喜んで受け入れる女の子はいないでしょう。
ですが、お店のスタッフからの趣味講習やセクハラを含めて、色管理や愛人関係、セックスを積極的に受け入れている女の子がいることも事実です。
「お店スタッフや社長、オーナーに気に入られればお仕事がしやすいし、贔屓してもらえる」から…と趣味講習を受け入れてしまう女の子がいます。
ですが、そういった女の子は趣味講習で贔屓をしてもらわなくたって十分に見た目も技術も実力のある女の子がほとんどです。
・本番講習が実際にある場合…
実際に男性スタッフによる本番講習があたりまえだったり、男性スタッフによる講習がスタンダードなお店も存在します。
そういったお店の場合、女の子を不安にさせない、安心して講習が受けられるように、講習の取り決めや行う内容、ルールなどを事前に知らせてくれることもあります。
❶男性スタッフは女の子にノータッチ
健全な男性講習の場合、男性スタッフは基本女の子にノータッチとしています。
女の子の感度を調べるなどと言って女の子の身体に触れてくる、本番さながらのプレイに誘導してくることがありますが、それって本当に必要なボディタッチなのか疑惑を覚えますよね。
❷指導中は射精しない
万が一男性スタッフが講習中に射精をした場合、ペナルティを課しているお店もあります☆
男性講習員が射精した場合は、女の子に1回分のサービス料金を支払ったり、減給されたり、最悪クビが飛ぶケースもあります…！！
男性スタッフが講習中に性欲に支配されないように、ペナルティをきつく設定しているお店も実在します。
❸ディルドを使用する
ディルドとは、男性器をかたどった模型のことです。
講習スタッフの射精や女の子との接触をなるべく減らすために、男性器の模型を使ってフェラの講習を行ったり、フェラをしながらゴムを着ける基本スキルの練習を行います。
ディルドはかなり本物の男性器に寄せてつくられていて、フェラの練習もゴムを着ける練習も、わざわざ実際の男性器を相手にしなくても済むレベルです。
私が練習したことのあるディルドは、男性器のしわまで細かく再現したかなりリアルなものでしたよ！
❹スマタなどは枕や模型
ヘルス未経験の女の子は特にスマタの講習をしっかり行わないと、お客様から間違ったプレイをされてしまうリスクがあります。
ですが、そのスマタも男性スタッフに実際に跨って実践する必要はありません。
枕や模型などをお客様だと想定し、腰の動かし方や男性器の抑え方、挿入されないようにどうやって固定するかなどの指導を行うことができます。
・本番講習とナマ講習を回避しよう！！
男性スタッフによる講習があるのは仕方ない…としても、必要以上のプレイや過剰なサービスを求められたり、本番行為、スキンなしでの挿入は避けたい事案です。
本番講習の多くは、女の子が強く拒否できないのを良いことに、男性スタッフの私利私欲のために女の子が利用される悪質な行為です。
❶男性講習か事前に確認
そもそも、男性スタッフが講習するなら面接行きたくないと考えている女の子も多く、男性講習がある事実を隠し、講習時に「講習は男性スタッフです」と明かすのは後出しじゃんけんのようなものです。
面接に行く前に、講習は誰が行うのか、どう行うのか、男性スタッフの場合はどこまで行うのかなどの確認をしておきましょう。
❷釘をさしておく
男性スタッフが講習を行う場合、「どこまでしますか？フェラは？射精は？挿入は？」と事前に確認して、ヘタなことをされないように釘をさしておきましょう。
また、事前に講習内容とどこまで行うのか確認を取っておくことで、趣味講習や男性スタッフの違和感を察しやすくなります！
❸クビ上等
例えば、実際のプレイにないサービスをスタッフから強要された場合、クビ覚悟で突っぱねる勇気を持ちましょう。
デリヘルにはない本番行為を男性講習員から求められたら…？
ここで断れないのであれば、お客様からの本番交渉も断れません。
良いように言いくるめてきますが、そんなお店は入店する価値なし！！
・男性講習は減少傾向
今の時代、男性スタッフが女の子の講習をすること自体が珍しくなりつつあります。
男性講習の場合、それだけで女の子がお店に対して不信感を抱き入店を辞退したり、ＳＮＳや掲示板などに『○○店は男性講習、本番講習する悪質店』と良からぬ評判が際限なく広がっていきます。
女の子同士から伝播し、スカウト関係にもその話が流れ、『○○はおススメできないなあ…』『○○は本番講習らしいから行きたくない』とお店に女の子が入店しない悪循環が誕生し、果てにはお客様にも悪評が流れてしまったり…とお店にとってはメリットが全くありません。
お店の利益、お店の体裁を守るためにも、男性スタッフによる講習は行わない、口頭やＤＶＤのみ、講習を行う場合は女の子の自腹や初回のみ店舗負担で女性講習員を呼ぶなど、セクハラ講習を防ぐために工夫を重ねているお店が増えています☆
特に講習が必要不可欠なソープランドでは、専属の女性講習員や女性スタッフを配置していたり、女性スタッフの常勤がいる、専属の女性講習員がいない場合は外部から講習員をその都度雇うなどの対応がスタンダードになっています。
グループが大きい風俗店などでは常勤の女性スタッフ、女性講習員が当たり前になっていますね♪
風俗店での本番ナマ講習って実際にあるの？実技講習を男性スタッフが担うケースまとめ☆
女の子によっては、本番講習でもプレイ料金や給与が発生するなら全然ＯＫと考えている女の子もいます。
本番講習が禁止されているのを男性スタッフも理解していて、口止めにお金を渡して講習という名の本番をするスタッフも実際に存在します。
無料でプレイするのは腹が立つけど、実際にお金が貰えるんだったら「このスタッフは客」だと思ってプレイすることも可能になってきますね。
（女の子本人次第ですが…）
とはいえ、お店のスタッフはあくまでも女の子のサポート役でありビジネスパートナーです。
本来ビジネスパートナーである男性スタッフからの悪質な本番講習やナマ講習のあるお店は、女の子を蔑ろにしている証拠です！！そ
んなお店に遭遇したら、入店はやめておきましょう。