チャットレディをそれなりに長くやっていると、「怖い客がきた」あるいは「嫌な客がきた」といった経験のあるかたは少なくないのではないでしょうか?

今回は、マナーの悪い客にライブチャットを荒らされたときの対策を解説していきます。

マナーの悪い客ってどんなケースがある?


チャットレディにとってマナーの悪い客に出くわすことがあるのは、悩みの1つです。

とはいえ、実際のところ長年チャットレディをしていても、そうした経験をしたことがないかたもいます。

具体的にライブチャットの荒らし行為にはどのようなものがあるのでしょうか。

住所やデートの誘いなどプライベートを追求される

男性ユーザーは自分の好みの女性と会話を楽しみたいため、仲良くなるにつれてリアルな関係を求めたくなるかたもいます。

住んでいる場所を聞かれたり、デートに誘われることがあり、こうした行為をしつこくされると対応に困りますよね。

チャット中の会話だけではなくメールでも執拗にプライベートを追求されると、もはやストーカーされているような気分になります。

自分ができないアダルト行為を強要される

ライブチャットはバーチャルでアダルトを楽しめることが魅力でもありますが、どの程度のアダルト行為ができるのかは個々にさまざまです。

男性ユーザーは料金を支払って遊んでいることから対価に見合ったプレイを求めたくなりますが、それに対してどこまでサービスを提供できるのかはチャットレディのスキルによります

チャットレディからするとできないことを強要されるのはとてもつらいですね。

とくにノンアダルトチャットでは、このようなケースが多い傾向にあります。

自分で対策すると穏便にすませやすい

ライブチャットを荒らされたときは、基本的にチャットレディ自身が都度対応していくことになります。

何も対策を知らなければなされるがままですが、知識を持っておくと穏便にことをおさめられることもありますよ。

要求対して1つ1つ丁寧に断る

マナーの悪い客は何かとできないことを要求してくると思いますが、はっきりと「できません」と伝えることが大切です。

住所は教えることができない
デートはできない
リアルに会うことはできない
アダルト行為はできない
おもちゃはつかえない

人によってはどう対応すればいいのかわからず、無視してしまうことがあると思います。

しかし、相手の心理としては無視されるとさらにエスカレートすることがあるため、丁寧にできないと伝えるほうがいいでしょう。

もし、チャット中に荒らされているときにこうした対応では収集がつかない場合、一旦は自身がログアウトするのがおすすめです。

パーティーチャットでほかのユーザーもいるなら、理由も含めてメールで謝罪しておけば理解してくれるはずです

悪質な場合は事務所に対策してもらおう

あまりにもひどい荒らし行為は、事務所に相談しましょう。

ライブチャットはユーザーに対して「禁止事項」や「除名処分」などの利用規約をもうけているため、それらに該当するなら法的な措置を取ることもできます。

例:ジュエルライブの禁止事項

ジュエルライブの場合、チャット中は以下の禁止事項があります。

局部の露出をする行為並びに強要
女性又は女性との行為を録音、撮影、録画及び女性に自身の局部を撮影させる行為
女性を当サイト以外のサービスへ誘導する行為
女性に対し当サイト外で直接会う事を要求する行為及び連絡先の開示を要求する行為
プライバシーを侵害する行為、名誉を毀損する行為
個人情報に関する映像の送信や情報の配信
チャットホストの居住地又はユーザーの居住地及び国や地域社会に適用される法令における違法な映像や情報の送信
他のユーザーに悪い影響、嫌悪感を与えるような映像の配信や発言
他のユーザーに精神的、経済的な損害を与える行為、脅迫的な行為
ストーカー行為・他のユーザーとのトラブル、誹謗中傷に類する発言
民族的、人種的差別につながる発言
自分以外の人物になりすます行為
他人の著作物を無断で利用する行為
未成年者に悪影響を与える映像の配信
犯罪行為、または犯罪性の恐れのある行為
広告、宣伝、勧誘等に関する行為
複数のアカウントを使用し同時にチャットを行う行為
ライブチャットの円滑な運営を妨げる行為
チャット中、又は、メール、その他コンテンツ内全てにおいて、情報発信の対象となる女性に対して、他の利用者・第三者・他の出演女性に関する情報を発信する行為

また、「ユーザーが本条に違反して弊社に損害を与えた場合、弊社はユーザーに対し、協議を元に損害賠償を請求できるものとします。」と記載されているため、悪質な場合は事務所の判断で訴えることもできるということです。

引用元:ジュエルライブ ご利用規約
https://www.j-live.tv/agreement.php

例:ジュエルライブの除名処分

ジュエルライブの場合、以下の理由に該当すると除名処分されます。

ユーザー登録時に虚偽の申告をした場合
ユーザー規約を遵守しない旨を公言した場合
入力されている情報の不正利用または改ざんを行った場合
IDまたはパスワ-ドを不正に使用した場合
ライブチャットの利用料金等の支払債務履行を遅滞し、または支払を拒否した場合
クレジットカ-ド会社、代金収納代行会社、金融機関などにより、ユーザーの指定したクレジットカ-ドや支払口座の利用が停止させられた場合
本ユーザー規約のいずれかに違反した場合
ライブチャットを使用して違法な行為を行った場合
その他弊社が、ユーザーとして不適当と判断した場合
長時間の架電、同様の問い合わせの繰り返しを過度に行い、または義務や理由のないことを強要し、エムライブの業務が著しく支障を来たした場合

「当該ユーザーに対して事前に催告・通知することなくID使用の一時停止、またはユーザー資格を剥奪して除名処分をすることができます。」と記載されているため、事務所に相談すれば悪質ユーザーを出入禁止にできるというわけです。

引用元:ジュエルライブ ご利用規約
https://www.j-live.tv/agreement.php

まとめ

実際のところ、ライブチャットを荒らされることは日常茶飯事というわけではなく、どちらかといえば少ないです。

しかし、人気のチャットレディになるほどユーザーが増えるため、荒らし行為の対策を準備しておくほうが安心してお仕事しやすいことは間違いありません

もし、どうしても荒らし行為が不安なかたは2ショットや双方向ではなく、パーティーチャットをメインにお仕事するのもいい対策です。

いろんなユーザーが視聴できる状況においては、二人っきりの空間よりも荒らされるケースは少なくなるでしょう。